
こんにちは、ハシオです。
皆さんは、どこの証券会社を利用していますか?
ネット証券会社の口座開設数ランキングを見ると、
| 1位 | SBI証券 | 約1370万口座 | ←当ブログ推奨 |
| 2位 | 楽天証券 | 約1200万口座 | ←当ブログ強く推奨 |
| 3位 | 野村證券 | 約590万口座 | |
| 4位 | SMBC日興証券 | 約400万口座 | |
| 5位 | 大和証券 | 約320万口座 | |
| 6位 | マネックス証券 | 約270万口座 | ←当ブログ強く推奨 |
| 7位 | 三菱UFJeスマート証券 | 約180万口座 | |
| 8位 | みずほ証券 | 約170万口座 | |
| 9位 | 松井証券 | 約160万口座 | |
| 10位タイ | PayPay証券 | 約110万口座 | |
| 10位タイ | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 約110万口座 |
という順になっています。
※2025年4月時点で、ハシオが調べた範囲で最新の数字です。間違いがあれば、申し訳ありません。
証券会社の種類
ランキングの中には、「対面証券」、「ネット証券」、「スマホ証券」といろんなタイプの証券会社があります。

どこで口座を開設すればいいのか、迷ってしまいますよね?
そこで、今日は、ランキングの中から、ハシオのオススメ証券会社とやめといた方がいいと思う証券会社について、語ろうと思います。
先に結論を申し上げると、オススメの証券会社は、SBI証券、楽天証券、マネックス証券の3社です。
対面証券会社
ランキングのうち、野村證券、SMBC日興証券、大和証券、みずほ証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が、対面証券大手5社と言われています。対面証券会社とは、実店舗を展開し、営業担当者が顧客と対面して金融商品を販売する証券会社のことです。歴史ある会社も多く、年輩の方を中心に知名度と信頼が厚いです。
対面証券会社のメリットは、個別に営業担当者がつき、銘柄選びや売買のタイミングなどのアドバイスを受けられる点です。
一方で、店舗を持ち、営業の人件費もかかりますから、その分、ネット証券よりもバカ高い手数料をとられます。また、営業担当者は販売成績が自身の査定につながるので、必ずしも顧客のことを考えて商品を勧めてくれるとは限りません。

自分の頭では考えられず、「プロ」の言うことを鵜呑みにしている人は、いいカモですね。
当ブログは、「自分自身で投資判断し、一緒に成長していく」ことをモットーとしているため、営業担当者の言いなりになるような投資には反対です。したがって、対面証券会社での口座開設は推奨していません。
ネット証券
対面証券に対抗して勢力拡大を続けてきたのが、ネット証券です。
口座開設数ベスト10にランクインしているSBI証券、楽天証券、マネックス証券、三菱UFJeスマート証券、松井証券がネット証券大手5社と呼ばれています。証券会社というと、野村證券や大和証券など対面証券のイメージが強いですが、今や口座開設数では、SBI証券が1位、楽天証券が2位になるなど、ネット証券の方が上回っています。
ネット証券は、口座の開設から取引まで全てネット上で完結します。店舗がなく、営業担当者もいないので、その分、各種手数料は対面証券よりもはるかに安いです。一方で、対面証券のように、手厚いサポートは受けられません。

当ブログは、コスト面からも、「プロ」の余計な助言を排除する観点からも、ネット証券を推奨しています。
さて、ネット証券大手5社の中でも、2強状態にあるのがSBI証券と楽天証券の2社です。
この2社の強みは、「取扱銘柄数の多さ」と「手数料の安さ」です。
取扱銘柄については、例えば、投資信託の取扱本数を比較すると、マネックス、三菱UFJeスマート、松井が1800本前後に対して、SBIと楽天は2500本を上回っています。
また、外国株式を取り扱っている国・地域を比較すると、マネックスが米中、三菱UFJeスマート、松井が米のみに対して、SBIと楽天は米中に加えてASEAN地域もカバーしており、SBIは9か国、楽天は6か国をカバーしています。
手数料については、2023年10月1日からSBI証券と楽天証券が国内株式の売買手数料無料化を打ち出し、コスト面でも優位に立っています。

数字として比較できる内容で、ここまで差をつけられると、他の証券会社は苦しいですね。
その他の証券会社は、手数料競争では勝てない以上、顧客に別の価値を提供して差別化しなければ生き残れません。
しかし、多くの会社が「ポイント還元」という、証券会社の本質的なサービスとは異なる部分で囲い込みを図ろうとしている(少なくとも、ハシオにはそう見える)のは、残念なところです。
その中で頑張っていると思えるのは、マネックス証券とPayPay証券です。
マネックス証券が提供するツール「銘柄スカウター」は、スクリーニング、財務分析ともに機能が非常に優れていて、口座を開設すればこのツールを無償で使用できるというのは、手数料をとられるというハンデを覆すだけの魅力があります。
PayPay証券は、ネット証券の派生タイプである「スマホ証券」の代表格です。ネット証券もスマホから取引できるアプリを提供していますが、基本はパソコンでの操作を前提としたUIです。一方、PayPay証券は、最初からスマホでの取引を前提として、シンプルなUIとなっています。スマホから手軽に投資できるため、投資初心者を中心に顧客を増やしており、PayPay証券は、NISAの口座開設者数では、既に三菱UFJeスマート証券と松井証券を上回る勢いです。
三菱UFJeスマート証券や松井証券は、決定的にダメという要素はないように思いますが、逆にあえてSBIや楽天ではなく自社を選んでもらえるような圧倒的な強みも見当たりませんでした。(ポイント還元などで一部の顧客には優位に働く部分もありますが、それは証券会社の本質的なサービスではありません。)

これでは、「スマホで気軽に投資」を売りにして明確な差別化ができているPayPay証券に顧客を奪われるのもしかたないかなと思います。
三菱UFJeスマート証券はメガバンクの庇護があるのでなんだかんだ生き残るでしょうが、個人的には独立系の松井証券には、頑張ってもらいたいと思います。コスト競争力などではどうしても大手には勝てませんから、優秀な投資家を引き込むようなツールを開発するとか、2強がカバーしていない国の株を扱うとか、何かしら工夫しないと厳しい気がします。
結論
オススメの証券会社 … SBI証券、楽天証券、マネックス証券
やめといた方がいい証券会社 … 上記3社以外
他の証券会社には申し訳ありませんが、正直、ハシオには、SBI、楽天、マネックスの3社以外でメイン口座を開設する意味を見出せませんでした。これから証券口座を開設される方は、上記3社の中から1~2社を選ぶことをお薦めします。
なお、PayPay証券については、他のネット証券と差別化を図っている点で価値は認めますが、投資に対する考え方がハシオとは異なるので、推奨していません。詳細は別記事で紹介したいと思います。
また、外国株に関心のある方は、次のリストの中から、サブ口座として、関心のある国・地域に強みを持つ会社を1社選ぶと良いと思います。
(サブ口座の例)
| アメリカ株に投資したいなら | SBI、楽天、マネックス、IB、moomoo、ウィブル、サクソバンク |
| 中国株に投資したいなら | SBI、楽天、マネックス、内藤、IB、サクソバンク |
| ASEAN株に投資したいなら | SBI、楽天 |
| 欧州株に投資したいなら | IB、サクソバンク |
| その他の地域に投資したいなら | SBI(韓国、ロシア等)、IB(台湾、オーストラリア等) |
なお、IB証券は、最も幅広く外国株を取り扱っているのが強みの証券会社ですが、一般口座しか開設できず、特定口座は対応していません。
特定口座で「源泉徴収あり」を選択すれば、譲渡益に課される税金が源泉徴収され、確定申告が不要になりますが、一般口座の場合は必ず自分で確定申告しなければいけません。
IB証券に口座を開設される方は、その点だけはご注意ください。

ちなみに、各社のサービスを比較した結果、ハシオが今使っている証券会社は、以下の4社です。
気になった方は、こちらから申し込めます。
メイン口座① マネックス証券
- 「銘柄スカウター」を使いたい
- サイトがとても見やすい
新規口座開設はこちらから↓

メイン口座② 楽天証券
- 「日経テレコン(楽天証券版)」やおすすめマネー本などのサービスが充実
- サイトがとても見やすい
- 手数料が安い
新規口座開設はこちらから↓

サブ口座① サクソバンク証券
- 欧州株を取り扱っている
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サブ口座②(現在休眠中) SBI証券
- 取扱銘柄数が多い
- 手数料が安い
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投資判断は自己責任でお願いします。
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